2010年12月19日

サポートブックの作り方・使い方 丸岡玲子著



 著者丸岡玲子さんの息子さんは自閉症。もう成人しておられますが。もともと息子さんがボランティアさんと外出するために、息子さんをサポートする必要があって作られたのが最初だと思います。

 で、現在は障害種別を越えて、社会参加の道具として使われています。
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○○さん、どうもです。

 「□□マニュアル」見てきました。
 素敵ですね。皮(?)の表紙がなんともおしゃれ。
 
 で、できたら「△△について具体的に書いてあります」のところをクリックしたらその具体的な文が読めるといいなって思いました。

 それから「マニュアル」「取扱説明書」という言葉、私なんかは納得納得だけど、むっとする人はむっとするかな・・・

 でもね「kingstone取扱説明書」を作ってみんなに読んでおいてもらいたい、ってのはあるはなあ・・・いったいどういうところで傷ついて落ち込むのか、とかね。文書名が「取扱説明書」で全然構わないもんな。
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 >そうでしょうね。私も、きっとそう思う方がいると思いました。でも、入力して
 >いた時に他にいい言葉が思いつきませんでした。
 >先ほども、□□父と二人、何かいい言葉、ないかなぁ。って言っていました。
 >
 >私たち自身はそんなに悪い言葉とは思っていませんが、もっといい表現があれば
 >採用させていただきたいです。

 TEACCHの最初のtreatmentって言葉も気になってました。

 今辞書で調べたら「もてなし、待遇。治療」となってました。

 日本語訳は「治療」をとってますね。でも「もてなし、待遇」ってのもあるんだ。treatになると「取り扱う」ってのも出てきます。でも

「待遇する」「ごちそうする」「治療する」なんてのもありますね。

 私自身は人に対して「取扱」とか「マニュアル」とかになるとちょっと変だな、と思いますけど、でも確かにいい言葉がうかびません。

「もてなし説明帳」ってのもいいかも・・・
「個別教育計画」も「個別もてなし計画」
でも例えば自分や自分の子どものことを他人に知ってもらう時は変か・・学校だったらいいかも。学校はサービス業なんだから。これってひょっとして日本語の敬語の感覚の問題??
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サポートブック(という題名での発言)


○○さん、こんにちは。

 あっ、いや、別に書き直して欲しい、って意味ではなかったのですが、わあいろいろ考えて下さってるんですね。私にももちろん参考になります。

 >あのね、さっき□□父と相談して、「アシスト」と「サポート」の二つの候補が出
 >てきました。

 なるほど、なるほど。

 >「このブックは文字通り、□□の行動をサポートしやすくするためのものです。」

 かなりぴったりはまってきますね。
 そうかあ、私なんかもボランティアする時にこう考えればいいんだ。

 >日本語でいくと「お助け便利帳」(う〜ん、これだと江戸時代になっちゃうか)

 あははは。でもほんま、やまとことばでぴったりくるのが無いってのが困ったもんですね。結構深い問題かも・・・逆に言うとそういう言葉を見つけられたらすごーーく、考え方が進むのかもしれない。
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追記
 うひゃあーー、「サポートブック」って言い出したの私なんだ!!
 完全に記憶から抜けてた。

 私「マニュアル」という言葉に違和感を表明しただけかと思ってた。
 でも結局マニュアルなんですけどね。最近ハルヤンネさんが言い出してる

マニュアル

とか。で、合うように変えていくんだけど。
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サポートブックに書いておいて欲しいこと

 今、サポートブックのバージョンアップの季節ですね。

 私の知っている自閉症の人のための役に立つサポートブックはこういうものが多かったです。

・個人情報
・自閉症の簡単な説明
・具体的にどんな場面でどうすればいいか

 たいへん役に立ちます。

 それでボランティア活動の時には必ず保護者の方に作って頂きました。

 しかしサポートブックが普及してきたころ、こんな記述のものが増えて来ました。

「この子はことば(音声言語)がわかります。ゆっくりと話しかけて下さい」

 あるお子さん。
 私、音声言語が本当にわかるのかなあ、と思って実験(!!嫌なやつです)してみました。

 戸が開いた状況でその子が戸のそばにいる。

私「戸を開けて下さい」
子 とまどっている
私「戸を開けて下さい」
子 戸をしめました

 またイスのそばにそのお子さんが立っている状況で。

母「イスに座り」
子 とまどっている
母「イスに座り」
子 とまどっている
母「(イスを指さして)イスに座り」
子 ほっとしたようにイスに座る

 お母さんは日常生活で何も困っておられません。
 周囲は・・・いろいろ困っていました。

 でも私は何も言えませんでした。
 夢や願いもあるだろうし・・・
 音声言語で混乱(パニック)するお子さんでも無かったし・・・

 そのお子さんは音声言語での表現は無かったです。
 しかし、ほんと思ったのは、視覚的なコミュニケーション手段を受容性でも表現でも両方で使っていたら、音声言語も使うようになっていたのではないか、という感じはしました。わかりませんけど・・・

 やっぱり自閉症の人の場合、コミュニケーション手段として、音声言語以外の手だてもサポートブックには書いておいて欲しいな、と思います。

 もちろん、人それぞれですけど。

 ある強度行動障害になってしまった人がよく来る成人施設では、最初の面接の時に本人さんがどこまでわかっているのか、保護者の目の前で「実験」し、保護者にもよく理解して頂くそうです。良い処遇のためにはそれが必要なのでしょうね。
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 ついでに・・・丸岡玲子さんが書いた「光とともに」戸部けいこ著第2巻(大判)の後書き

 特にお父さんの気持ちの変化のところを読んで頂きたいです。




posted by kingstone at 20:03| Comment(0) | 障害支援・社会参加 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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